ピンボーカル、ギター、ベース、ドラムの4ピースロックバンド。アメリカ合衆国のバンドで、メンバー全員が非常に高い技術を持っている超有名バンド。ボーカルのエリック・マーティンは非常に高い歌唱力の持ち主で、力強いシャウトやハスキーな声が特徴的だ。 ギターのポールギルバートも超有名ギタリストで、大きい手から繰りなされる、正確かつ安定感のあるギタープレイが特徴。速弾きやタッピングを得意としており曲中でもその技術力を取り入れたフレーズが多数登場する。ベースのビリーシーン2015年にUNIVERSAL MUSICが発表した 偉大なる50人のベース・プレイヤーランキングでも22位にランクインしている非常に技術力の高いベーシストである。ギターのようにベースを弾きこなし、ベースで速弾きを得意とする珍しいベーシストである。彼の代名詞といえばやはりスリーフィンガー奏法であろう。三本の指でベースを 指引きで演奏する姿はまさに神業、また、タッピングも得意で、ギターのポールギルバートと相性が非常によくさらにこのバンドの良さを引き立てている。ドラムのパットトーピーは現在はパーキンソン病を患い亡くなってしまっている。様々なドラムパターンを展開したり楽曲の重要な部分を多く 作り出しているドラマーだ。こんな神たちが集まったようなバンドである。


おすすめ曲①「To Be With You」

 バカテク集団が織りなすシンプルで心に染みるエモい曲である。エリックが少年の頃に恋心を歌った曲だが、ファンの間ではMrBigの関係性を感じる大切な曲と感じることだろう。 一度解散後再度再結成し様々な出来事を乗り越えてきたMrBigの人生のような曲のように筆者は感じる。まさにMrBigの代表曲であると思う。


おすすめ曲②「Daddy, Brother, Lover, Little Boy」

 次のおすすめ曲は「Daddy, Brother, Lover, Little Boy」である。エリックのシャウトとノリの良い刻みから始まるロックな曲である。超絶な早弾きギターソロのあと、有名なドリル奏法が登場する。サブタイトルに (The Electric Drill Song)「電動ドリルの歌」とあるだけの事はある。またドリルが日本の工具メーカー Makitaの電動ドリルであることも有名である。ベースとギターをドリルを使い弾く異様な姿は一度見たら忘れることはできない事だろう。


おすすめ曲③「take cover」

 パットトーピーらしい複雑なリニアパターンのドラムフレーズで展開されていく壮大でイカした曲である。ギターやベースやボーカルもそのドラムのフレーズに上手くマッチするようにいつもの激しさと違った一面を見せてくれる名曲だ。途中でライドを上手く使ったドラムソロパートもあり、面白い展開を見せる点も かっこいい。パットトーピーが難病にかかってからパットトーピー監修の元作られたというエピソードを聞くとさらに心に染みるものがある一曲である。


おすすめ曲④「Shine」

 ギターが一時変わりリッチー・コッツェンになった時にリッチー・コッツェンが作詞作曲し出来上がった曲である。ギターが変わったことによって化学変化が起きたまさに新しいMrBigが作り上げたバラード曲である。

    


【おすすめ曲】・To Be With You ・Daddy, Brother, Lover, Little Boy ・take cover ・Shine


To Be With You


Daddy, Brother, Lover, Little Boy


take cover