ピンボーカル、ギター、ベース、ドラムの4ピースロックバンド。バンド名の通りパンクロックをかき鳴らすバンドだ。ベースが積極的にコーラスを しており、バンドのクオリティの底上げを担っていると感じるバンドだ。さらに全員が魂をこめた音を全力で鳴らすため、ライブでの破壊力が別格で音源より ライブ映えするバンドであると感じる。コピーの際は、ギターボーカルの存在感やバンドメンバーの振り切った魂を込めた演奏が必要なため、技術というより 気持ちを込める練習がかなり必要となるだろう。2021年には20年間以上ギターを務めていた勝田欣也が脱退。それでもバンドは新しいギターを迎え活動している。


おすすめ曲①「ザ・ワールドイズ・マイン」

 「少年世界は死ぬほど無様だ」という叫びから始まる楽曲は初めから最後まで魂を強く感じる曲である。 少年にこのパンクロックが届いたら、今の自分の心を、 と再度胸が熱くなること間違いないだろう。ライブでもサビで全員合唱し大盛り上がりする一曲となるだろう。


おすすめ曲②「stay young」

 若い心を思い出すまさに青春パンクのど真ん中を歌った曲だ。彼らの曲はどの曲も生きる、人生、自分のちっぽけさなどを考え させられる曲が多くこの曲もその曲のうちの一つである。いつまでも若くいたい!その心を無くしたくない!と思いが湧き上がる曲である。サビでは皆で大合唱になるため 会場での一体感が気持ちいい曲である。


おすすめ曲③「cal」

 スローテンポの始まりからミドルテンポになる楽曲で、何とも言えないエモさを感じられる楽曲である。「夢と絶望は同じだよそう言ってたね」という歌詞が出てくる。とても 深く心に刺さる歌詞だなと感じる。夢を追い続けることの難しさ、強い心を持てない自分に突き刺さる歌詞だ。大人になり失ってしまうもの現実に対して抗う気持ちをcalという 人物の生きざまがうらやましいが、自分はそうだろうかと思い直している少年の気持ちや決心を上手く表現した曲だと筆者は感じる。


おすすめ曲④「No Boy, No Cry」

 人気アニメのNARUTOでも使用されておりもしかしたら聞いたことがある人もいるかもしれない曲の一つである。出だしから爆発するように始まる曲だ。少年の強い決心や 自由や葛藤を歌った曲で、背中を強く押してくれるTHE青春パンクな曲だ。他のものにどんだけ笑われてもどんだけ孤独でも強い気持ちで入れるパワーをもらえることだろう。

    


【おすすめ曲】・ ザ・ワールドイズ・マイン ・stay young ・旋風の中に立つ ・cal


スタンスパンクス 2013ライブ


stay young